積雪が1メートルに迫り、豪雪対策本部が設置された青森市では、電話での相談時間を延長したり除排雪を強化したりしています。それでも対応は追いつかず、市に電話がつながらない状況が続いています。
先週からの大雪の影響で青森市の雪に関する相談窓口は、31日も電話が鳴り続けています。30日だけで475件の相談が寄せられ、これは、今シーズンの相談件数の約1割にあたります。
電話相談の混雑から市が利用を呼び掛けているのが相談受付システム「まちレポあおもり」です。スマートフォンのアプリやウェブサイト上で雪に関するトラブルを写真や文章で投稿でき、市の職員がその情報を随時、確認しています。実際に投稿された場所へ行ってみると…
※須崎蓮記者
「アプリ上に表示された場所に来ています。路面の轍は深く、道幅はとても狭くなっています。」
※近くに住む人は
「(除雪は)12月に1回、1月中旬に1回。2週間くらい来てない」「家から出て10メートルのところでスタックして、個人ではもう無理です」「みんなで発信して(除雪をしに)来てもらえればいいなと思います」
30日は一時70センチ台となった青森市の積雪は、31日午後6時現在、92センチに達しています。市は、相談窓口の職員とパトロール班を増員し、生活道路を中心に除排雪を強化していますが、対応は追いついていないのが現状です。














