降り積もった雪が強い風で吹き上げられる津軽地方の風物詩「地吹雪(じふぶき)」と伝統的な防寒着「角巻き」が体験できる冬限定のスイーツが五所川原市の喫茶店にお目見えしました。

五所川原市金木町(かなぎちょう)にある『赤い屋根の喫茶店「駅舎」』。冬限定のスイーツはこちらで28日から提供されています。それが・・・
※小野寺紀帆キャスター
「雪国伝統の女性用防寒着“角巻き”。この着用姿をイメージして作られているのがこちら。かくまきスイーツです」


2019年から実施している「地吹雪(じふぶき)体験」と合わせて口の中までひんやり地吹雪の気分を味わってもらおうと毎年、提供しています。
「角巻」をイメージしたクレープ生地で包むのは、3層のラズベリームースとスポンジケーキ、または、カステラとあんこと抹茶のムースの2種類。仕上げは、お客さんを楽しませる工夫が施されています。
※小野寺キャスター
「雪が舞うように粉砂糖が振りかけられて、まさに地吹雪。北国の冬のようです」


これまで県外から注文があったことや持ち帰りの要望が多かったことからことし新たにテイクアウトを始めました。
※赤い屋根の喫茶店「駅舎」栄利有夏(さかり・ゆか)さん
「金木は地吹雪がとても強くて、こちらにいらっしゃるのはとても大変だと思うんですけど、晴れ間を見計らって津軽鉄道に乗っていただいて、芦野公園駅で降りて、こちらの喫茶店に来ていただいて、ちょっとほっこりほっと一息ついていただきたいなと思います」

「かくまきスイーツ」は1個600円で2月19日まで提供されます。
