青森県の新年度当初予算案の知事査定が終了し、三村申吾知事は、「青森県の未来を支える基盤の強化に取り組んだ」としています。

※三村申吾知事
「私としては、最後の当初予算編成ですが、未来へつなぐ責務をしっかりと果たすことを念頭に予算査定に取り組みました」「本県の未来を支える基盤づくりの強化に積極的に取り組みました」

三村知事は、1月25日から行っていた新年度当初予算案の査定を31日に終え、一般会計の当初予算は、2022年度の7333億円を上回り、5年連続の増加となる見込みで、経済施策やデジタル技術を活用したDXの推進、災害への対応などで膨らんだということです。

一方、三村知事が就任から取り組んできた財政健全化は堅持し、青森県の基金取崩額は7年連続のゼロとして収支均衡を維持する方針です。新年度当初予算案の詳細は、2月20日に発表され、22日開会の定例県議会に提案されます。