ジャパネットグループが来年の開業を目指している長崎スタジアムシティプロジェクトを産学官で盛り上げようと、27日大石長崎県知事らが建設現場を視察しました。


視察したのは大石知事と田上富久長崎市長、長崎大学の河野 茂学長、それに、このプロジェクトでジャパネットとパートナーシップを結んだソフトバンクの宮川 潤一社長らです。

一行はジャパネットホールディングスの高田 旭人社長の案内を受けながらスタジアムやホテル、アリーナの工事の進捗状況を確認しました。


プロジェクトをめぐってはスタジアムの命名権をソフトバンクが取得、またオフィス棟には長崎大学の大学院が入居する予定になっています。


来年の開業に向けて産学官で連携してプロジェクトを盛り上げようと、参加者による意見交換も行われました。


ジャパネットホールディングス 高田 旭人 社長:
「周りが盛り上がらないと意味がないので、実はこのプロジェクトの成功KPIというのは、個人的に考えているんですけど、もちろん“黒字”であることもそうですけど、究極は“長崎の人口を増やすこと”だと思っていて」

大石 賢吾 長崎県知事:
「県としてもしっかり負けないように、県民の皆様にも県外から来てくださった方々にも楽しんでいただけるような親しまれるような、そんな場所にしていきたい」

高田 旭人 社長:
「期待を超えないとお客様なかなか来ていただくことできないので、まだ“隠し持っているワクワク”がありますので、これから1年半かけて順次出しながら、最終的に常に満員になるようなスタジアム・アリーナという世界を作っていきたい」

長崎スタジアムシティは来年秋に完成予定で、ジャパネットグループでは年間およそ850万人の利用を見込んでいます。
※高田 旭人さんの「たか」の漢字は正しくは「はしごたか」です