第95回 選抜高等学校野球大会の選考委員会が27日に開かれ、甲子園で行われる春のセンバツ高校野球大会に、長崎県から長崎日大と海星が出場することになりました。同一県から2校同時出場するのは、長崎県では初めてです。
選出直後の選手たちの表情と、両校のキャプテンのインタビューです。
部員46人が固唾をのんで見守るのは大型スクリーン。発表は今年から電話ではなくインターネット中継です。
ライブ配信:「九州地区は、沖縄尚学高校…長崎日本大学高校…」
名前が発表されると、ヨシッという声が出ました。嬉しい様子が伝わります。
長崎日大高校は春夏通じて13回目の出場。春のセンバツは2年連続4回目の出場です。
過去、1993年のベスト8が最高成績です。投手陣の厚みが売りです。

その後、グラウンドに出てきた選手たちは喜びの笑顔です
ライブ配信:「海星高校…」
名前が呼ばれると選手たちから拍手が起こりました。
そして体育館にやって来た選手たちは喜び一杯の表情です
海星は部員数51人。7年ぶり6回目の春のセンバツ出場です。
去年の夏の甲子園にも出場し、“夏春連続出場”です。
持ち前の機動力と勝負力の強さを武器にセンバツに挑みます。
両校と中継が繋がっています。まずは長崎日大高校です。
田中記者:
2年連続4回目の選抜出場が決まった長崎日大です。
選手達は学校でライブ中継を見届けた後、グランドに移動してきました。
ご覧の通り歓喜に包まれています。
ここで平尾大和キャプテンに話を伺います。まずは選抜出場おめでとうございます

平尾大和キャプテン:ありがとうございます。
田中記者:今の率直な気持ちをお聞かせください。
平尾大和キャプテン:本当に嬉しいです。
田中記者:2年連続の出場となりましたが、いかがですか?
平尾大和キャプテン:
23年ぶりに、先輩たちが九州大会も勝ち上がって“甲子園”という扉を開いてくれたので、その中で自分たちのチームが始まってからは、去年の先輩方を超えるということを目標を掲げて頑張ってきたので、その結果が結びついてきたかなと思います。
田中記者:長崎県から海星高校も選ばれて、2校同時出場というのは史上初になります。これについてはどうでしょうか?

平尾大和キャプテン:
自分たちの代で“長崎県勢初”というのが達成できたというのは素直に嬉しいです
田中記者:海星高校へのエールはありますか?
平尾大和キャプテン:
海星高校は海星高校のキャプテンの(田川)一心とは仲がいいので、長崎県の大会の決勝と一緒で、甲子園での決勝でも巡り会えて対戦できたらいいなと思います。
田中記者:去年は惜しくも1回戦敗退でしたけれども、今年の選抜への意気込みをお願いします。
平尾大和キャプテン:
去年は初戦敗退ということになってしまったので、自分たちは初戦突破を目標にして、その勢いでベスト4まで勝ち上がっていけたらいいなと思います。
田中記者:ありがとうございます。
以上、歓喜に沸く長崎日大高校からお伝えしました。
続いて同じく出場決めた海星高校も中継が出ています。大保さん!

大保記者:
海星高校の会議室に来ています。田川キャプテンに話を聞きます。おめでとうございます。

田川 一心キャプテン:ありがとうございます。
大保記者:今どんな気持ちですか?
田川 一心キャプテン:率直に選ばれて嬉しく思っています。
大保記者:選ばれるまで、すごくドキドキだったんじゃないですか?
田川 一心キャプテン:
はい。やっぱり選ばれる日まではドキドキしていて、今日選ばれたことを非常に嬉しく思っています。
大保記者:今回は日大と同時に2校同時出場ということですが、どうですか?
田川 一心キャプテン:
本当に長い歴史の中で長崎から2校出ることは本当に初めてなので、日大のキャプテンとも話をして、長崎を2校で引っ張っていこうという話をしました。
大保記者:お互いに意識することもありますか?
田川 一心キャプテン:
自分たちのライバルは日大高校と思っているので、全国の決勝で日大高校と対戦できるように頑張っていきたいと思います。
大保記者:では最後に夏春連続の出場ですけれども、意気込みを教えてください
田川 一心キャプテン:
去年の夏の先輩方の2勝を越えられるように、その先の優勝。全国制覇を達成できるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
大保記者:ありがとうございました
以上、海星高校からお伝えしました