関西電力の社員などが競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、関西電力と子会社に立ち入り検査が入りました。
この問題は、関西電力の社員らが、子会社の「関西電力送配電」が持つ新電力と呼ばれる競合他社の顧客情報を不正に閲覧していたものです。
関西電力は社員など730人が1万4000件以上の情報を不正に閲覧し、一部で営業活動に悪用していたことも明らかにしています。
これを受け経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会は、今後の処分内容などを検討するため、関西電力と子会社に立ち入り検査に入りました。この委員会による立ち入り検査は、初めてです。
同様の問題は東北電力、九州電力、四国電力でも発覚しています。
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