生命保険大手の第一生命は、今年4月以降の給与について平均5%の賃上げを実施する方針を明らかにしました。
第一生命は、今年の春闘で、営業職を含めた社員5万人に対してベースアップを行い、平均で5%の賃上げを行う方針を固めました。
第一生命では去年7月から、入社5年目までの営業職員の給料を引き上げる制度改定を行っていて、新たにこの春から入社6年目以降の営業職員に対しても制度改定を行う予定です。これらの制度改定と合わせてベースアップを行うことで、平均5%の賃上げを目指すとしています。
また、あわせて内勤職1万人についても平均で5%の賃上げを予定しています。内勤職でベースアップが行われるのは28年ぶりだということです。
第一生命は「政府が目指す『分配と成長の好循環』の実現に向け、社員への還元を増やしたい」としていて、今後、労働組合との協議を経て、正式に決定する見通しです。
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