(24日 午後6時30分頃 放送した内容)

住吉 光キャスター:
長崎市内は雪が積もって風が強い様子がわかりましたね。
平地 真菜気象予報士:
いまのレポートのなかでも“煽られる”という表現がありました通り、積雪で足元が悪いなか、風がある時は転倒する恐れがあります。今夜一杯は強い風に警戒してください。

雲の様子から見ていきます。

この時間までの雲の動きです。雪雲が次々と流れ込んできました。
どんどん壱岐や南部・北部・五島中心に流れ込みが続いたことがわかります。

そしていま風が強い状況が続いています。
いつまで『強い風に警戒が必要なのか』見ていきましょう。

この図は『暴風雪に警戒が必要な時間帯』を表しています。
南部や北部、五島、壱岐、対馬は今夜午後9時頃までは『暴風への警戒』が必要になります。
その後も明日の昼頃までは『風の強い状況』が続くとみられます。

住吉:白い丸は何でしょうか?
平地:
これは雪を伴っているということを表しています。
雪が降りそうなのは明日の明け方までなんですが、雪が止んだ後も風の強い状況が続くとみられます。
“風で煽られるような強さ”となりますので、安全第一でお過ごし下さい。

大雪に警戒が必要な時間帯です。

この後もう一度雪のピークがありそうでして、南部や北部、五島では今夜から明日の午前3時未明までは雪の降り方が強まるおそれがあります。
少しずつ路面に雪が積もっている状況で、そこに大雪が予想されていますので、明日の朝にかけて積雪が増える恐れがあります。

では、どの辺りで降りそうなのか。雪雲の予想です。
今夜7時からです。白い範囲が雪が降る範囲です。動かしていきます。

明日の未明ぐらいまでは雪が続きそうです。
明日の朝、通勤・通学する方は今日のうちにどうするか考えておいた方が良さそうですね。

そして明日の最低気温です。

県内は氷点下5度から1度となっています。
この冷え込みがどうもあさってまで続きそうなんですね。ですから木曜日にかけて『低温』に注意が必要です。

・既に積雪の影響で路面が滑りやすくなっています。しばらくは路面の凍結に注意が必要です。
・転倒の恐れがあります。足元を滑りにくい靴を使うとか、できるだけ予定を変更して『外出しない』とか
白線やタイル、マンホールの上など滑りやすいですからね。
・交通機関、バスや電車などに影響が出る恐れがあります。
そして10年に一度というようなめったにない冷え込みという予想が出ていますので、水道管の凍結の恐れがあります。