秋篠宮ご夫妻が今夜、南米パラグアイに到着し、6日間の日程で公式訪問されます。ご一家には日系移民を大切にされてきた歴史があり、両国の絆をより強くする訪問となりそうです。
きのう夜、公式訪問先のパラグアイへ向け出発された秋篠宮ご夫妻。次女の佳子さまが見送られました。日本時間の今夜、現地に到着し、おふたりにとって2年ぶりの外国公式訪問がスタートします。
秋篠宮さま
「今回は2人で行けることを嬉しく思っています」
パラグアイには、およそ1万人の日系人が暮らしています。かつて隣国のブラジルが移民を制限したことに伴い、新たな移住先となったのです。
そして、今年は日本人移住90周年の節目の年。秋篠宮さまは今回の訪問にあたり、東日本大震災の際にパラグアイから支援があったことなどに触れ、“非常に関係の深い国”と話されています。
1978年には、いまの上皇ご夫妻が現地を訪問。秋篠宮さまも、日本人移住70周年にあたる2006年に足を運ばれています。ただこの時、紀子さまは長男・悠仁さまが生まれた直後で、秋篠宮さまおひとりでの訪問でした。
紀子さま
「(2006年の時は)長男の誕生したあとだったものですから、私はご一緒することが叶いませんでしたが、いつか訪れることができたらと思いました」
また、10年前には長女の小室眞子さんも訪問。その後も、現地の高校生たちをお住まいに招くなど、秋篠宮家そろって、パラグアイとの絆を深められてきたのです。
眞子さんがパラグアイを訪問した際、言葉を交わした女性がいます。
当時3歳で移住 金澤代津子さん
「パラグアイに来ている私たちの心を思ってくださる気持ちが伝わりました」
父親の仕事のため、1941年、3歳のころに移住した金澤代津子さん(88)。パラグアイの人とともに、原生林を切り開き、農業で生計を立ててきましたが、何もないところからのスタートだったといいます。
当時3歳で移住 金澤代津子さん
「水もない、お風呂もない、道もない。本当のジャングル。今でいうマラリア。日系人だけじゃなく、パラグアイ人も毎日のように亡くなっていきました」
遠い地での苦労に思いをはせる、今回の国際親善。金澤さんは秋篠宮ご夫妻の訪問を心待ちにしていると話します。
当時3歳で移住 金澤代津子さん
「この移住地を思って来てくださる嬉しさ。歓迎します。楽しみにしています」
秋篠宮ご夫妻は現地で日本人移住90周年式典に出席されるほか、日系人らと交流される予定です。
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