ミュージシャン・俳優のGACKTさんが8月12日、自身のXを更新。日本語の〝音の長さ〟についての持論を投稿しました。
GACKTさんは「【ライブの翌日にこんなことを考えるGACKT】」と題して、「昨日、東京でのライブを終えた。」「よく寝た、というよりは椅子で落ちてた。」と前日を振り返っています。
そのうえで「日本人は【時間の感覚】さえ言語に取り入れてる!」というテーマを提示しました。
きっかけは、日本語が上手な外国の仲間たちとの会話だといいます。「【日本語の一番難しいところ】について話になった」とし、全員が挙げたのは「いまだに掴めないのが、【〜】この伸ばす音。これがマジで分からない!」という点だったと明かしました。
例として挙げたのが「【ユキ】と【ユーキ】」「日本人には完全に違う名前。」としながら、「でも、英語、中国語、韓国語、ヨーロッパの言語を母語にする人の中には、この【音の長さ】を聞き分けるのが難しい人がいる。」と説明しています。
実際のやりとりも紹介。「ユーキは【ユウキ】だよ」と伝えると「ユ・ウ・キ」と発音され、「いやそうじゃなくて、ユーキ」と言い直すと「あー、分かった。ユキね」と戻ってしまったといい、「いや、戻ってんじゃん……。」と吐露しました。
さらに「調べてみると、実際に英語、中国語、韓国語を母語とする人には、日本語の長い母音と短い母音の聞き分けが難しいことが研究でも確認されているらしい。」と記し、「国籍の問題じゃない。【母語によって、耳が拾っている情報が違う】ということ。」と続けました。
もう一つ挙げたのは「【ッ】」の音です。「【やぱり】と【やっぱり】」「【さぱり】と【さっぱり】」を例に、「日本人には、全く違って聞こえる。」と指摘しています。
そして「【〜】は、音を伸ばした【時間】」「【ッ】は、音を止めた【時間】」としたうえで、「日本人は、【音がある時間】だけじゃなく、【音がない時間】まで言葉として聞いている。」と分析しました。
また、逆のケースにも言及。〝【本】を英語で言ってみろ〟と聞くと多くの日本人が〝そんなの簡単。ブックだろ?!〟と答えるとして、「日本人は無意識に、ブ・ッ・クと、【3つの拍】に分けて日本語のリズムにハメる。」と英語との違いを挙げています。
会話での発音の変化にも触れ、「文字では【ヨウカイ】なのに、普段の会話では【ヨーカイ】」「業界も【ギョウカイ】ではなく【ギョーカイ】。牛タンも【ギュ・ウ・タン】ではなく【ギュータン】。」と例示。「音を伸ばしたり、止めたり、繋げたりしながら、その【時間】まで使って言葉を作っている。」とまとめました。
そのうえで「これを日本人は、誰に教えられたわけでもなく普通にやっている。」「だから、できない人に説明しようとすると、初めて自分が何をやっているのかに気づく。」と述べています。
最後に「言葉って面白いよな!!」「自分にとっての【当たり前】が、誰かにとっては全く聞こえていない。」とし、「『ヤパリ、、オカシイデスカネ?』ちゃんちゃん……。」と締めくくりました。
この投稿にフォロワーからは「着眼点が天才」「目から鱗」「さすが捉え方が素敵」「日本語って奥が深くて、面白いですね」「多言語を喋れて歌や言葉(歌詞)に常日頃触れてるGACKTさんだからこの面白さを発見できるんでしょうね」などの声が寄せられています。
【担当:芸能情報ステーション】














