ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第14戦(ヒルサイズ=HS137メートル)が20日、北海道札幌市・大倉山ジャンプ競技場で行われ、北京五輪金メダルの小林陵侑(26・土屋ホーム)が1回目に135m、2回目に130mのビックジャンプを決め、今季初優勝を飾った。合計は271.5ポイント(1回目136.9、2回目134.6)。
スーツのルールなどが変更になり今季、苦戦が続く北京五輪王者の小林。予選を9位で通過した小林は1回目に135mのビッグジャンプを披露。2位で2回目を迎えると、風向きが不利な追い風に変わる中、130mをマークしこの時点で今季初の表彰台を確定させた。
続く最終ジャンパーとして1回目1位のダビト・クバツキ(ポーランド)が125m50を飛んで得点が出ると、小林の逆転優勝が決まった。表彰式で名前を呼ばれると小林は両手を挙げ札幌のファンの声援に応えた。札幌での優勝は初となり、3季ぶりの自国開催のW杯に花を添えた。
昨季は北京五輪個人ノーマルヒルで金メダルに輝くと、W杯では自身2度目の総合優勝を果たした。今季は第1戦の7位が最高で、6日のジャンプ週間(オーストリア)では17位と総合2連覇を逃したが、今大会の復活優勝で歴代7位タイのW杯通算28勝をマーク。
今シーズン初優勝を決めた小林は「(優勝について)全く想像できてなくて、すごく驚いてます。こっちに来てたくさん練習できましたし、たくさんの方が応援してくれて良いジャンプができました。あしたもビッグジャンプを2本そろえたい」と翌日の第15戦に向けて意気込みを語った。














