岡山市が進める新アリーナ計画の賛否を問う住民投票条例案は、きょう(28日)の臨時市議会で否決されました。

「甲第140号議案(新アリーナ建設の賛否を問う住民投票条例の制定について)を原案の通り可決することに賛成の方はご起立願います」

起立による採決の結果、反対多数で否決されました。岡山市が北区野田に約280億円をかけて進める新アリーナの整備計画については、市民団体がその賛否を問う住民投票を行うべきとして、2万を超える署名を集め、直接請求をしていました。これに対し、大森市長は「アリーナ事業は二元代表制のもと適正な手続きで進められている」としたうえで、「条例制定は必要ない」との意見をつけてきのう、議会に提出。きょう(28日)の議会では、過半数の議員がこれを支持する形で条例案は否決されました。

閉会後の会見で田口議長は。田口裕士議長「市民が主権者である議員としてやっています。より一層それをそれぞれの議員が自覚をし、今まで通り開かれた議会の中でしっかり議論をしていく。これに尽きるんじゃないかなと思います」一方、直接請求をしていた市民団体の代表は・・・

(新アリーナ建設の賛否を問う住民投票を実現させる会・浦上雅彦会長)「失望感と同時に、未来に向けた、『やらねばならない』という決断。多くの市民が言っていることをそのまま議会で発言できて実現できるような議員を増やす必要があると感じました」

来年春の統一地方選挙に向け、何らかの活動を行う意向を示唆しました。

一方、大森市長は条例案否決を受けて・・・

(大森雅夫岡山市長)「今後はまた具体のスケジュールを示して、議会側とも相談をしていきたいと思いますが、そういう中でも住民の一つの考え方としてこのような事実があったということは受け止めていきたいと思います」

11月議会への大規模な予算計上を予定しているアリーナ整備事業については変わらずに進めていきたいとしています。