中東情勢がふたたび不透明になっていることなどを背景に、長期金利の上昇が止まらず、きょうも一時2.9%をつけています。

きょうの債券市場では、代表的な指標である日本の10年物国債の利回りが、一時2.9%まで上昇しました。およそ30年ぶりの高い水準です。

中東情勢の先行きをめぐる不透明感がふたたび強まっていることが主な要因です。

原油の先物価格があがり、今後、インフレが進むとの見方から債券が売られて金利が上昇しました。また、日本の財政に対する懸念も根強く、長期金利は先週2.81%をつけたあとも急ピッチでの上昇が続いています。

市場関係者は、「上昇のスピードがかなり速く、落ち着かせる材料が見当たらない」と警戒感を示しています。