学校では日差しや暑さから子どもたちを守るための取り組みが進んでいます。中には「日焼け止め授業」なるものも。

下校も涼しく“ネッククーラー用”冷凍庫

小学生の夏の必需品といえば「ネッククーラー」。

登校時の暑さ対策として使用OKな学校も増えているようですが、“朝は冷たくても下校時にはぬるくなってしまう”という声も。

そんな問題を解決するイマドキの光景が、東京の『立川市立上砂川小学校』の廊下に!児童たちが集まる先にあったのは、“ネッククーラー専用の冷凍庫”です。

ドア式で中の段が引き出しになっているタイプなどの家庭用冷凍庫に、登校した児童たちが次々にネッククーラーを入れています。

校長・升屋友和さん:
「下校時に暑い時間帯になってしまう。冷たいネッククーラーをつけることで熱中症防止がさらに充実するのでは」

なんと立川市の小学校では2026年から、各学年に1つネッククーラー用に冷凍庫を設置。使う際にはいくつかのルールもあります。

小3女子:
「名前書かないと誰のかわかんなくなっちゃうから」

衛生面や取り違えを防ぐために必ず袋に入れて名前を記入。1学年(70〜90人)分が入るように飲み物などを入れるのは禁止です。

さらに下校の時間までにちゃんと冷えるよう休み時間に開けるのも禁止。そうした約束を守ることでー

「冷たい!めっちゃ冷たい!」(小3女子)
「冷凍庫が導入される前はあんまり冷たくなかった。冷凍庫がきて便利」(小5女子)

プールを覆う「サンシェード」

夏の学校のお悩みは登下校だけではありません。

「プールも暑すぎるとなくなっちゃう。国語とかになっちゃう」「水が暑くてお湯になっちゃう」など、最近は水温が高くなりすぎてプールの授業が中止になることも…。

そんな中、東京・豊島区で2025年から小学校のプールに導入を進めているのが、“サンシェード”

プール上空に張られたワイヤーに沿って大きなシートが何枚も広がるスタイルで、シートは網目状なので雨風が抜けるつくり。先生1人で簡単に開け閉めできるので、雨や曇りの日はしまうこともできるといいます。

『豊島区立要小学校』副校長・菅野拓郎さん:
「夏の暑さが厳しすぎてプールの授業を受けられないということがあり、少しでも子どもたちの授業ができるように日除けを設置した。水温が3℃から5℃ぐらい違うので大きな差」