土佐和紙を用いて描かれた日本画の展示販売会が高知市で始まりました。

個性が光る作品の中には、高知の景色を描いた作品も展示されています。高知大丸できょうから始まった展示販売会「土佐の紙に描く晴々会 日本画新作展」です。今回で19回目を迎え、全国で活動する日本画の作家30人の新作およそ60点が展示されています。全ての作品には、いの町で県産楮を用いて漉かれた土佐和紙が使われていて、湿気などによるシミができにくく、長持ちしやすいということです。風景や植物、人物などジャンルは様々で、作家たちの個性やセンスが光ります。中には、秋の四国カルストや路面電車など高知の風景を描いた作品も展示されています。

こちらは「桂浜」の風景を水墨画で描いた作品です。実際に作家自ら現地へ足を運び、その場の空気感を肌で感じながらスケッチしたということです。

(丸栄堂美術商 出倉久司さん)
「雲のちょっとした薄曇りのところから光が入ってくる感じなどは写真を見て描くとこうはならない。この2色(墨とプラチナ)で表現しようというところも先生らしいところ。真面目に描いている良い作品。会場に来ていただいて作品を見て作家さんの思いを分かっていただければ」

展示販売会は7月14日(火)までです。