現在トルコではNATO首脳が会談を行っていますが、アメリカ・トランプ大統領との大きな溝が問題となっています。どんな溝が両者にできているのかまとめました。

記者
「大統領府に到着したトランプ大統領ですが、さっそくNATOへの批判を繰り返したということです」

アメリカ トランプ大統領
「NATOに非常に失望した。率直に言って、開催場所が私の友人で強力な指導者でもある人物が率いているトルコでなければ、私は出席しなかった可能性もある」

トランプ氏はこれまでNATOについて、アメリカの武器と指導力がなければ機能しなくなると主張し、他の加盟国の負担が不十分だと批判を繰り返してきました。

アメリカ トランプ大統領
「アメリカは助けるが欧州は助けに来てくれるか分からない」

イラン攻撃をめぐっても、NATOの一部がアメリカ軍による基地の使用を認めなかったことなど、非協力的だったと批判。さらに、こんな発言も。

アメリカ トランプ大統領
「グリーンランドはデンマークではなく、アメリカによって統治されるべきだ」

トランプ氏が目指すデンマーク自治領・グリーンランドの領有を改めて持ち出し、反対すれば「ヨーロッパからアメリカ軍を撤退させることもできる」と圧力をかけたのです。

深まる一方の両者の溝。こうしたなか注目されるのは、ウクライナ・ゼレンスキー大統領との会談です。

トランプ氏はロシアによるウクライナ侵攻は「解決に近づいている」と強調していますが、このあと予定されている会談でその道筋を具体的に示すことは出来るのでしょうか。