天文学を学んだ土佐藩の郷士が手がけた“からくり人形”の企画展が高知県南国市で開かれています。
県立歴史民俗資料館で開催中の企画展「からくり人形のヒミツ 細川半蔵と『機巧図彙』の世界」。南国市出身で土佐藩の下級武士だった細川半蔵が手がけたとされるからくり人形など13点が展示されています。

『伝 細川半蔵作 茶運び人形』。半蔵の代表作です。ゼンマイを巻くと次々に歯車が連動して前に進む仕組みで、扇型のパーツが1周すると自然に転回します。

半蔵は郷士でありながら天文学を志し、からくりの図解書「機巧図彙」を出版。江戸時代中期一部の大名や豪商が楽しんでいた、からくり人形の仕組みを広く世に広めました。
▼県立歴史民俗資料館 亀尾美香 学芸課長
「座敷からくりという仕組み、おそらく当時は一部の特権階級の人たちのものだったろうと考えられています。それを出版することによって一般の人たちもその技術に触れることができた。どのような仕組みでこの人形が動いているかに着目して、ぜひ夏休みでもありますので多くのご家族連れに見ていただきたい」

企画展は9月27日まで開かれています。














