去年12月、宮崎県延岡市のガソリンスタンドで、経営者の男性をカッターナイフで脅して、現金を要求したうえケガをさせたとして、強盗傷害の罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴されているのは、高千穂町上野の派遣社員、佐藤義浩被告(38歳)です。

起訴状などによりますと、佐藤被告は、去年12月、延岡市伊形町のガソリンスタンドに押し入り、経営者の男性をカッターナイフで脅して現金を要求。
さらに、現場にあった工具で男性の右足を複数回殴ってケガをさせたとして、強盗傷害の罪に問われています。

宮崎地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、佐藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

このあとの冒頭陳述で、検察側は「佐藤被告は当時、妻と子どもの5人暮らしで、消費者金融への借金返済や光熱費の滞納などお金に困っていて、強盗に入れそうな店を探して押し入った」などと犯行の経緯を説明しました。

これに対し、弁護側は、佐藤被告が経営者の男性にケガをさせないようカッターナイフの刃を引っ込めた点や示談が成立していることなどから、情状酌量を求めました。

判決は、今月10日に言い渡されます。