■FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント2回戦 メキシコ 2-3 イングランド(日本時間6日、メキシコシティスタジアム)

サッカー男子メキシコ代表(FIFAランク15位)は、イングランド代表(同4位)に2-3で敗れ、40年ぶりとなる8強入りはならなかった。メキシコは前半、イングランドのジュード・べリンガム(22)に2ゴールを許すが、42分にフリアン・キニョネス(29)が決め、1-2と1点ビハインドで折り返す。後半、ハリー・ケイン(32)にPKを決められ3点目を奪われる。メキシコはPKを決め返し1点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばず敗れた。

悪天候のため1時間遅れで始まった試合、まずはメキシコがチャンスを掴む。前半15分、右サイドからのクロスに、ラウール・ヒメネス(35)がダイビングヘッドを見せたが、相手GKに左手一本でセーブされる。中盤以降もボールを保持し、イングランド陣内に攻め込むメキシコ。

しかし36分、イングランドにカウンターを許し、右サイドからのクロスにべリンガムに頭で決められ1点を先制される。その2分後にも自陣でボールを奪われると、右サイドからケインのクロスを走り込んだべリンガムにシュートを打たれ2点目を献上、メキシコサポーターで埋まったスタジアムは沈黙に包まれた。

それでも42分、メキシコはセットプレーからのこぼれ球をキニョネスがシュート。ボールはゴールネットに突き刺さり、スタジアムは大歓声に包まれた。メキシコが1点を返し、1-2と1点ビハインドで前半を終えた。

後半9分、イングランドのDFジャレル・クアンサー(23)が危険なプレーで一発レッド。一人多い状態で戦うこととなったメキシコだが13分、イングランドのゴードンにペナルティーエリアに侵入される。GKラウール・ランヘル(26)が接触し倒してしまうと、主審はPKを宣告。ケインに速いシュートをゴール左に決められ、1-3とリードされる。

それでも24分、メキシコはPKを獲得。ヒメネスが落ち着いて決め、2-3と1点差に詰め寄る。その後も、ホームの大声援を背に果敢にゴールを狙い続けたが得点は奪えず、1点差で敗れた選手たちはピッチ上で涙を流した。