オリンピックの金メダリスト、フェンシングの加納虹輝選手。「第二の故郷」という山口県岩国市で、次の世代の選手を育てるためのフェンシング場を建設しています。

加納選手はパリオリンピック、個人で日本初の金メダル、団体では銀メダルを獲得。2021年の東京オリンピックでは、団体で日本初の金メダルに貢献しました。
愛知県出身の加納選手は、フェンシングの技術を高めるために岩国工業高校に進学しました。高校時代、技を磨き大きく成長を遂げた加納選手。「岩国は第二の故郷」と何度も語ってきました。

加納虹輝選手
「岩国市に住んだのは3年間ですけどもその3年間が僕にとってはすごく人生の中で大事な3年間であり、ここで多くの技術を学んで精神的なことでも多くのことを学んだので、今までのフェンシング人生の中でも岩国工業での3年間っていうのは一番大きく成長できた3年間だったんじゃないかなと思っています」(2021年、2024年放送)

加納選手が建設するのは加納虹輝フェンシングセンター。岩国工業高校近くの国道2号沿いに建設中です。建設費用は加納選手が負担します。2階建てで、1階の練習場は競技用のコート「ピスト」を4面備えます。

イワナミ営業企画課 中林唯さん
「空調設備も備えておりますので、夏場でも快適に練習ができる環境になっております」

2階には観覧席が設けられ、シャワールームも完備されるほか、これまで加納選手が獲得してきたメダルなどを展示するスペースもあるということです。

イワナミ営業企画課 中林唯さん
「子どもたちに夢や目標を持つきっかけになればという加納選手の思いを形にしております」

加納選手を高校時代に指導し、現在はクラブチームなどのコーチとしてフェンシングの普及を目指す本間邦彦さんも「オリンピック金メダリストが次のメダリストを育てるような好循環が生まれてほしい」とセンターに期待をかけます。

加納選手の恩師 フェンシングスクールALEtus 本間邦彦さん
「環境も大事なんですけどもマインドの部分ってすごく大事かなと思ってます。明確な目標が目の前にあるのでそこを超えられるようにということで、加納がつくったフェンシングセンターからまた加納に続くような選手が出てくることを期待しています」

加納虹輝選手
「フェンシング場をつくるというのは僕の夢でもあったんですね。自分のフェンシング場を持つということは。それを今回つくれるっていうことなので、楽しみにしています」

加納虹輝フェンシングセンターは、10月にオープンの予定です。