天皇皇后両陛下が上皇ご夫妻を訪ね、オランダとベルギーから帰国したことを報告されました。

きょう午後5時ごろ、両陛下は沿道に集まった人に笑顔で手を振り、上皇ご夫妻のお住まい・仙洞御所に入られました。

おふたりは先月、2週間にわたり、国賓としてオランダとベルギーを公式訪問していて、晩さん会や歓迎式典に出席されました。

現地では、王位継承順位1位にあたる両国の王女をはじめ、国王一家とも様々な場面で交流し、陛下は「次の世代への橋渡し」と表現されました。

また、先の大戦で日本軍が多くの外国人を強制収容した過去をめぐり、2000年に上皇ご夫妻も拝礼された「戦没者記念碑」へ。両陛下は1分半以上にわたって黙とうを捧げるなど、戦争の歴史とも向き合われました。

皇室と両国の王室は長年親密な付き合いを続けてきましたが、両陛下は「長年友好親善に尽くされてきた交流の上に私たちの訪問があった」「そのような長きにわたる交流の恩恵を受けた」ことを帰国後に改めて感じたということです。