「養子の子」にも皇位継承権?野党反発

森英介衆院議長(6月8日)
「(養子に)男の子が生まれれば、その子は皇位継承権を持つことになる」

この発言に野党は反発。森衆院議長が翌日釈明したものの、その後、皇位継承のあり方に踏み込んだ政府案が明らかになり、さらなる野党の反発を招くことになります。

30日、政府は閣議決定した皇室典範の改正案を国会に提出。

改正案では、旧宮家の男系男子が皇族に養子に入る場合、与野党でとりまとめた通り「養子本人は、皇位継承の資格を持たない」としています。

ところが、その養子に男の子が生まれた場合は、「皇位を継承する資格がある」という内容だったのです。

野党は「立法府の総意」として、与野党でとりまとめた枠を踏み越えた内容になっていると批判しました。

立憲民主党 田名部匡代幹事長(30日)
「そもそも『立法府の総意』と言いながら、議論されていないことが盛り込まれたということに対して、それはいかがなものかと」

皇室典範の改正案について陛下は…

天皇陛下(先月11日)
「皇族数の確保のあり方についての議論においても、国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」

会期末まで、あと2週間あまり。国民の理解が得られる議論が行われるのでしょうか。