夏に避けて通れない「汗」の悩み。ダラダラ流れる汗に「かいたらすぐに拭き取る」という行動、逆効果かもしれません。実は、汗は拭きすぎると、かえって止まらなくなるとされています。汗を引かせる重要なポイントを専門家に聞きました。
環境省によりますと、ヒトは通常の生活をしていても1日あたり約0.9リットルの水分を、汗や呼吸によって排出しています。
さらに夏本番を迎え、立っているだけでも汗がダラダラと流れ落ちてくるような猛暑の日は、発汗量が大幅に増えます。

そんな時、タオルで必死に汗を拭いているのに「なかなか汗が止まらない…」という経験はありませんか?
生活用品メーカーのライオンで、衛生・健康分野の製品開発に携わってきた衛生マイスター、浅野ほたかさんは、次のように解説します。
ライオン 衛生マイスター 浅野ほたかさん
「実は、汗はすぐ拭きとると止まらなくなります。ヒトは体温を正常に維持するために、汗が皮膚の上で蒸発するときに、気化熱で体温を下げようとする役割を持っています。そのため、汗が出るたびにすぐ拭き取ってしまうと、体温が下がりきりません。結果として、身体がさらに汗を出そうとするため、いつまで経っても止まらなくなってしまいます」














