高校生がジビエ料理を体験しました。山口県内で捕獲されたシカの肉を使った調理実習が24日、山口市でありました。

ジビエ料理を体験したのは、山口農業高校で調理や食文化を学ぶ3年生22人です。

防府市の「洋食堂なか田」のオーナー、中田佑輔さんが講師を務めました。

使うのは、長門市俵山で捕獲、処理されたシカの肉です。臭みを取り、柔らかくするため、玉ねぎやにんにく、ハーブに漬け込んだもも肉をオーブン焼きにしました。

フライパンで焼き色を付け、オーブンで加熱し…アルミホイルで包み、余熱で火を通します。生徒たちが育てたミニトマトのソースをかけて完成です。

調理実習は、鳥獣被害の現状を知り、ジビエ料理に親しんでもらおうと県山口農林水産事務所などが毎年実施しています。

2025年度の野生鳥獣による県内の農林業の被害額は、全体では前の年度に比べて減少しましたが、シカによる被害額は横ばいとなっています。

生徒
「やわらかくて食べやすいなと思いました。もうちょっと売られてほしいなと思いました」
「野生動物が人間世界に出てきてしまっているから、僕たちが食べていけば被害もなんとかなるんじゃないかなと思います」

山口農林水産事務所は、今後もジビエの普及を図りたいとしています。