長崎地方気象台などによると、長崎県内の一部市町に発表されていた警戒レベル4相当の「レベル4土砂災害危険警報」は、24日午前10時44分現在、すべて解除されました。
しかし、大雨の危険が去ったわけではありません。華中から東シナ海を通り九州にのびる梅雨前線や、東シナ海をゆっくり東進している低気圧の影響で、前線は26日にかけて九州に停滞する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、引き続き大気の状態が非常に不安定となる見通しです。
24日昼過ぎにかけて線状降水帯発生の可能性も
長崎県内では、24日夕方にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。さらに、24日昼過ぎにかけては「線状降水帯」が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があり、早期注意情報(警報級の可能性)[高]を見込んでいる所もあります。
また、25日明け方から朝にかけても、再び非常に激しい雨となる所がある見込みです。
これまでの雨量(24日10時まで)
22日06時の降り始めから24日10時までのアメダス総雨量(速報値)は以下の通りです。
▼五島:
五島市木場町 361.0ミリ、福江空港 327.0ミリ、新上五島町有川郷 183.5ミリ
▼南部:
諫早 279.5ミリ、大村 254.5ミリ、長崎市長浦岳 229.5ミリ、雲仙岳 220.0ミリ、西海市西海 211.5ミリ、島原 202.5ミリ、長崎市南山手町 174.0ミリ、南島原市口之津 150.0ミリ、長崎市脇岬 98.0ミリ
▼北部:
佐世保市干尽町 195.0ミリ、平戸 129.0ミリ、松浦 107.0ミリ
▼壱岐・対馬:
壱岐市芦辺 104.5ミリ、壱岐空港 94.0ミリ、対馬市厳原 63.0ミリ、対馬空港 36.0ミリ、対馬市鰐浦 11.0ミリ
今後予想される降水量・1時間降水量(多い所)
▼24日:
南部 70ミリ、北部 70ミリ、五島 40ミリ、壱岐・対馬 30ミリ
▼25日:
南部 30ミリ、北部 30ミリ、壱岐・対馬 10ミリ、五島 10ミリ
24時間降水量(多い所)
▼24日06時~25日06時:
南部 200ミリ、北部 200ミリ、五島 120ミリ、壱岐・対馬 50ミリ
▼25日06時~26日06時:
南部 100ミリ、北部 100ミリ、壱岐・対馬 30ミリ、五島 30ミリ ※線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
防災上の注意点
気象台は、これまでに降った大雨により地盤が緩んでいる恐れがあることから、24日夜のはじめ頃にかけて土砂災害に、24日夕方にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
また、25日昼前にかけては局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあるため注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
土砂災害や浸水害、洪水災害の危険度は、気象庁ホームページの「キキクル」で確認できます。今後発表される防災気象情報に留意してください。次の情報は24日11時30分頃に発表される予定です。














