大規模な特殊詐欺や人身売買への関与が疑われ、アジア最大級の国際犯罪組織と呼ばれる「プリンス・グループ」の最高幹部とみられる男が日本で逮捕されたことが分かりました。

捜査関係者によりますと、警視庁に逮捕されたのは、キプロス国籍で中国出身のフー・シー容疑者(44)と中国籍の男女2人で、今年4月、東京の中央区役所にうその住民異動届を提出した疑いがもたれています。

フー容疑者はカンボジアを拠点とする「プリンス・グループ」の最高幹部の一人とされ、中国名の「胡小偉」など、複数の名前を使い分けて活動していたとみられます。

「プリンス・グループ」は大規模な特殊詐欺や人身売買などへの関与が疑われ、フー容疑者自身もアメリカやイギリスから経済制裁を受けていますが、日本国内で活動している実態を警視庁などが把握し、捜査を進めていたということです。

取り調べに対し、フー容疑者は「永住権をとるためだった」などと供述しているということです。