高岡鋳物発祥の地、金屋町で19日「御印祭」が始まります。踊り手たちの一瞬をとらえた写真で「御印祭」の魅力を伝えている人がいます。
一心に舞う、女性の表情と美しい所作。高岡鋳物の伝統を伝える「御印祭」の一瞬を捉えています。

ロシア人写真家 宮田ラリーサさん
「若い女性の表情、踊りを感じてる」「やっぱり女性の踊りの華やかさとか、静けさがこの祭りの魅力じゃないかなと思っています」

高岡市金屋町の鋳物資料館に「御印祭」を撮影した写真10点が展示されています。撮影したのは高岡に暮らすカメラマン、宮田(みやた)ラリーサさんです。
宮田ラリーサさん
「4人の子どもがいて、子どもたちが参加してた時から毎年来てて、まあ結構長いですね」
ウクライナ出身でモスクワ育ちの宮田さんは、結婚を機に、25年前から高岡に暮らしています。

自分の子どもたちも参加していた「御印祭」を毎年撮影していて、ことし初めて、写真が「御印祭」のポスターに使われました。

高岡を開いた前田利長は金屋町に鋳物師を招いて高岡銅器の礎を築いたとされ「御印祭(ごいんさい)」は、利長の遺徳を偲び、命日の6月20日に行われます。鋳物づくりの作業歌として歌い継がれる「弥栄節(やがえぶし)」に合わせ、踊り手たちが町を流します。


宮田さんは祭りに向けて準備を整える町の人たちを撮影していました。

宮田ラリーサさん
「まさしく生きてる、歴史が生きてるって思いますね」

「写真は身の回りの世界への感動を表す手段」と話す宮田さん。宮田さんがとらえた一瞬一瞬が「御印祭」の新たな魅力を教えてくれます。
宮田ラリーサさん
「この金屋町っていう場所は生きた博物館のように毎年営みの中で人々が集まって特別な思いで踊ったり歌ったり、前田利長さんへの感謝をもち、この祭りが行われているので、特別な日本らしい雰囲気の時間の流れですね」

「御印祭」は19日と20日の2日間ですが、宮田さんの写真は6月末まで展示されています。














