北陸電力は18日、「能登半島地震を踏まえた知見」と題した特設サイトを立ち上げました。

能登半島地震では最大4万戸の停電が発生したほか、石川県内で11万戸が断水。通行止めも数多く発生する中、北陸電力は1日最大1400人態勢で停電の復旧作業を行いました。

特設サイトは、復旧の初期対応から直面した課題や対策をとりまとめたもので、「法令規制」「情報収集と社内共有」「食料などの確保」という3つの観点から問題を紹介。

「法令規制」の問題では、被災状況を把握しようと能登半島全域にドローンを飛ばそうとしましたが、国への申請から許可までに2週間を要したため、期間短縮を国に要望。

災害時のドローン利用は経済産業省への飛行申請のみで可能とする特例措置を実現し、奥能登豪雨では約30分で許可を得たとしています。

北陸電力では、特設サイトを通じて震災対応の知見を共有し、全国のライフライン事業者など関係機関との連携を強化したい考えです。

北陸電力 総務・防災チーム統括 上嶋隆之さん「これをきっかけにいろんな方々と意見を交換させていただきながらですね。また同じような未曽有の災害が起こった時に速やかに電力の早期復旧にかかれるように全力を傾けていきたいと考えてございます」