G7の5か国を歴訪中の岸田総理は、最後の訪問国アメリカ・ワシントンに到着しました。日本時間のあす未明にはバイデン大統領との会談に臨み、共同声明を発表する見通しです。
今回の訪問の最大の狙いは、昨年末に改定した国家安全保障戦略などを踏まえ、反撃能力を含む日本の防衛力強化の方針をバイデン大統領に直接伝え、支持を得ることです。岸田総理にとって就任後これまで実現できなかったはじめてのワシントン・ホワイトハウスへの訪問であり、同行している政府関係者も「日本の安保3文書改定直後に会談の機会をもつ意義は大きい」としています。
岸田総理も年頭会見で、「G7議長としての腹合わせ以上の意味を持つ」と強調していて、東シナ海などへの力による一方的な現状変更を続ける中国、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮など日本周辺の安全保障環境が急速に変化する中、日米同盟の抑止力、対処力のさらなる強化を確認し、内外に発信したい考えです。
アメリカ政府高官によりますと、会談後には共同声明を発表するということです。
また、今回の会談にあわせ、日米の宇宙協力に関する包括的な協定も締結する見通しです。
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