「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは、去年9月から11月までのグループの決算で中国でのユニクロ事業がゼロコロナ政策の影響を受け、大幅な減益になったと発表しました。
ファーストリテイリングが発表した去年9月から11月までのグループの決算によりますと、売上高に当たる売上収益は7163億円、最終利益が前の年の同じ時期と比べて9%減り、850億円となりました。
中国でのユニクロ事業がゼロコロナ政策による行動規制の影響を受けたことで、大幅な減益になったといいます。
一方で、記者会見に出席したファーストリテイリングの岡崎取締役は先月、中国の行動規制が緩和されたことにより「今月に入ってからは足元で売上が急回復している」と述べました。
また、他の地域については計画を上回る好調な販売としていて、今年8月までの1年間の業績予想については売上収益を2兆6500億円、最終利益は2300億円とこれまでの見通しを据え置きました。
きのう、ファーストリテイリングは今年3月から本社や店舗などで働く正社員などおよそ8400人の年収を、数%からおよそ40%引き上げると発表しています。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









