アメリカのトランプ大統領は、北米3か国の自由貿易協定であるUSMCA=アメリカ・メキシコ・カナダ協定について、現在の内容での延長には応じない姿勢を示しました。
トランプ大統領
「協定(=USMCA)を更新するかは分からない。正直言ってアメリカのほうがずっとうまくやっていて、我々はカナダやメキシコのものは何も必要ない。しかし、彼らはアメリカのもの全てを必要としている」
トランプ大統領は10日、アメリカ、メキシコとカナダの3か国による自由貿易協定「USMCA」について、現在の内容のままでの延長には応じない姿勢を示しました。
2020年に発効したこの協定は、今年7月が見直しのタイミングとなっていて、3か国が合意すれば2042年まで16年間延長されますが、1か国でも反対すれば毎年、見直し交渉を行い、それでも合意に至らなければ2036年に失効します。
トランプ氏はカナダ、メキシコそれぞれと2国間協定を結びなおすことも含めて、アメリカに有利な形で協定を見直したい意向を強く示しています。
ただ、見直し交渉に入れば長期化も予想され、アメリカ国内の自動車メーカーや業界団体からは「投資環境が不透明になる」などとして現在の協定の延長を求める声が上がっています。
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