街角の景気実感を示す12月の景気ウォッチャー調査は、2か月連続で低下しました。回答では物価高騰の景気への影響を懸念する声も目立っています。
内閣府が発表した「景気ウォッチャー調査」によりますと、12月の景気の現状を示す指数は前の月より0.2ポイント下落し、47.9となりました。2か月連続の低下です。
現状の景気の基調判断については、「景気は持ち直しの動きがみられる」と先月の判断を維持しました。
スーパーからは「物価上昇による客の節約意識が根強い。特に趣味趣向の商品は動きが鈍い」などの声が寄せられました。
一方で、先行きについて、食品製造業からは「エネルギー価格の上昇により経費が高騰しているが、製品の価格に転嫁することは難しい」など原材料高の悪影響を懸念する声が出ているということです。
先行きについて、内閣府は「持ち直しへの期待がある一方、価格上昇の影響等に対する懸念がみられる」としています。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









