8日午後、福岡市博多区の会社内で、実習先の女性従業員の頭を斧で複数回殴り殺害しようとしたとして、中国籍の技能実習生の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。

8日午後4時45分ごろ、福岡市博多区東那珂の会社内で、目撃した女性から「留学生が暴れている。女性従業員が負傷している」と110番通報がありました。

警察官が駆け付けたところ、会社の駐車場のフェンスに男が押し付けられていたほか、頭から血を流す女性を発見しました。

警察によりますと、32歳の女性従業員と従業員とみられる男性2人の計3人がけがをして病院に運ばれましたが、全員意識があり命に別条はないということです。

現場で男が殺意を持って女性の後頭部を斧で複数回殴ったことを認めたほか、目撃者の話などから、警察官が男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、近くに住む中国籍の技能実習生ソンペイリン容疑者(20)です。

警察によりますと、ソン容疑者から退職の申し出があり、8日付で退職の手続きをしていましたが、その日、会社に突然現れて犯行に至ったということです。

取り調べに対し、ソン容疑者は「私がしたことで間違いありません。殺すつもりで斧で叩きました。従業員と人間関係のトラブルがあった」などと話し、容疑を認めているということです。