老朽化などを理由に香川県が解体工事を進める、通称「船の体育館」について、建物の保存を求める団体と近隣住民が、仮処分命令の申し立てを高松地裁に行いました。

旧香川県立体育館、通称「船の体育館」をめぐっては、建物の保存を求める民間の団体「再生委員会」が解体工事費の支出差し止めを求めて県を相手に裁判を起こす一方で、県は今年4月から工事に着手しています。

再生委員会は、保存に向けたひとつの手立てとして検討してきた仮処分命令について、きょう(8日)、近隣住民の協力のもと申立書を高松地裁に郵送したということです。

池田知事は、きょう(8日)の会見で次のように述べました。

(池田豊人香川県知事)
「強い保存に向けての声が今もあるということは私も認識をしております。そういった中でいろいろな行動があるということではないかなというふうに受け止めております」

再生委員会は、「できる限り内装も含めた建物の原型の保存の実現には、今が最後のタイミングだと判断した」としています。