福島市の神社では、毎年恒例の「うそかえ祭」が、12日から始まりました。

福島市飯坂町の西根神社の境内にある高畑天満宮では、12日からうそかえ祭が始まりました。

境内で授かる「鷽鳥(うそどり)」は、1年間の災いの身代わりとなって良いことに替える縁起物として知られています。 

12日は、朝早くから鷽鳥を求める人で長い列ができていました。

郡山市から訪れた人「きのうの夕方5時に到着して、16時間くらいこちらにいた。世界中のごたごたを鷽鳥に払ってほしい。」

うそかえ祭では、密にならないように、人と人との間隔をあけるよう呼びかけたり、センサー式のアルコール消毒機を設置したりして、感染症対策を徹底しています。

うそかえ祭は、1月15日まで開かれるということです。