日米両政府は、AI=人工知能を活用して科学的発見などを加速するトランプ大統領肝いりのプロジェクトに、5年間であわせて10億ドル=およそ1600億円を拠出すると発表しました。

米エネルギー省 ダリオ・ギル科学担当次官
「本日、日本が『ジェネシス・ミッション』の初めての国際パートナーに選ばれ、合意に至ったことをお知らせします」

日米両政府は4日、AIを活用して科学的発見や技術革新を加速するアメリカの国家プロジェクト「ジェネシス・ミッション」に、今後5年間でそれぞれ5億ドルずつ、あわせて10億ドルを拠出することで合意しました。

プロジェクトは去年11月にトランプ大統領が大統領令に署名して立ち上げたもので、アメリカの政府機関や国立研究所が持つ科学データやスーパーコンピューターをAIに結びつけ、今後10年間で研究開発の生産性を倍増させることを目指しています。

日本は初めての国際パートナーで、日米協力を通じて科学技術分野で覇権を争う中国に対抗する狙いもあります。

また、日本側にはアメリカの豊富なデータや計算資源を活用できるようになるメリットがあります。

エネルギー省のギル科学担当次官は今後、日本以外のアメリカの同盟国や研究機関もプロジェクトに加えていく意向を示しています。