■MLB パイレーツ3ー12ドジャース(日本時間10日、PNCパーク)
ドジャース・大谷翔平(31)は敵地でのパイレーツ戦に“1番・DH”で先発出場し、4打数1安打1四球2打点、打率は.301、3試合連続安打をマーク。試合は2対2の同点で迎えた7回、相手捕手の送球エラーから勝ち越しに成功。さらに大谷のタイムリー、A.パヘス(25)の15号2ラン本塁打など打者15人の猛攻で一挙10得点を挙げ、ドジャースは逆転勝利。また、この回ヒットを放ったF.フリーマン(36)は通算2500安打を達成した。先発のE.ラウアー(31)は1回に二者連続被弾で先制を許したものの、その後立ち直り5回2/3を投げて2失点と、3回以降はパーフェクト投球で試合をつくった。6回には一時、球場が豪雨に見舞われたが、間もなく天候は回復。晴れ間が広がり、スタンドには虹が架かる印象的な場面も。10点リードで終盤は救援陣が守り切った。
ロサンゼルスからピッツバーグに約6時間30分の移動をしてきた大谷は、6月は25打数12安打1本塁打、打率は.480と好調。パイレーツの先発は3連敗中のP.スキーンズ(24)、今季6勝(5敗)、防御率は3.09ながら大谷とサイ・ヤング賞を争うライバル投手。対戦成績は11打数2安打で打率.182、6三振と苦手な投手だが、24年の初対戦では161キロを完璧に打ち返してホームランを放った。
全米が注目する1回の第1打席、カウント1ー1からスプリットを打ちにいくも二ゴロ。後続も倒れ、1回は無得点で終えた。するとその裏、ドジャースの先発・ラウアーが2死走者無しからB.レイノルズ(31)、4番・R.オハーン(32)に二者連続被弾し2点の先制を許した。
追いかける展開となった打線は直後の2回、この回先頭のM.ベッツ(33)、続くM.マンシー(35)が連続安打で出塁すると、1死一、三塁から6番・K.タッカー(29)がセンターへ犠飛を放ち、1点を返した。
3回、無死一塁で迎えた第2打席、カウント1-0から156キロのストレートを見逃すと、3球目の156キロも振り遅れて空振り、1-2と追い込まれると、最後もストレートで空振り三振、第2打席は力でねじ伏せられた。
1対2と1点を追う5回、2死走者なしで大谷の第3打席、1球目はチェンジアップに空振り、スキーンズはこの打席で大谷に対して使っていなかったチェンジアップを混ぜてきた。そして、カウント0-2から最後も外角のチェンジアップでセカンドゴロに打ち取られた。
ドジャースは6回2死三塁のチャンスで5番・M.マンシー(35)が球数100球に近づいてきたスキーンズのボールを捉えて、セカンド正面の打球がイレギュラーするラッキーな内野安打でタイムリー、2対2の同点に追いついた。
6回途中から突然の豪雨、観客は屋根のある場所に避難を始めるほど、空には2つの虹がかかるWレインボーが見られた。スキーンズは6回2失点で降板、7回からパイレーツは2人目、W.ドーテル(23)をマウンドへ送った。ドジャースはドーテルを攻めて、無死一、三塁のチャンスを作り、大谷の第4打席、カウント2-1からマウンドがぬかるんでしまい、土を入れる状況。大谷は打席途中で嫌な間となってしまった。
試合が再開されると、その1球目でキャッチャーが3塁で牽制、これが走者の背中に当たり、送球エラー。ドジャースが相手のミスで3対2と勝ち越すと、大谷はカウント2-2からストレートを逆らわずに左中間へ貴重なタイムリーツーベース、さらに2番・パへスが15号ツーランで6対2とリードを広げた。なおも無死満塁とチャンスは続くと、6番・タッカーの打球は相手失策を誘い7点目、続く7番・R.ウォード(28)にもタイムリーが飛び出し8点目を奪った。
1死満塁で打者一巡して迎えた大谷の第5打席は押し出しの四球、スキーンズが降板すると、パイレーツ投手陣は崩壊、3番・フリーマンにもタイムリーツーベースが飛び出し、通算2500本安打をマークした。この回、打者15人の猛攻で10得点を挙げた。
8回、2死満塁で大谷の第6打席となったが、代打でA.コール(31)が起用されると、敵地ながらブーイングが起こった。大谷は4打数1安打1四球2打点、打率は.301、あす11日は二刀流での出場が予定されている。














