オーストラリアに駐在する中国の大使が、第二次大戦で日本がオーストラリアを攻撃したことを批判し、「歴史は繰り返す」などと述べました。これに対し、日本の駐オーストラリア大使は反論しています。
中国の肖千駐オーストラリア大使は10日の記者会見で、「第二次大戦中、日本はオーストラリアを爆撃し、オーストラリア人を殺害した」と批判し、「日本政府は大戦中の行動について謝罪せず、間違いを受け入れないのなら再び歴史を繰り返すだろう」などと述べ、中国の海洋進出を念頭に日本とオーストラリアが進める安全保障協力に釘を刺しました。
一方、日本の山上信吾駐オーストラリア大使は11日、JNNのインタビューに応じ、次のように反論しました。
「問題のすり替え以外の何ものでもなくて、今問題になってるのは現在起きている経済的威圧や脅迫」「日本は平和を守ってきたし、国際法を守ってきた、ルールを守ってきた」
山上大使はまた、現在の課題に対処しようとする点で、日本とオーストラリア両国は完全に一致していると強調しました。
中国政府は、これまで新型コロナウイルスの発生源調査を巡り、オーストラリアと激しく対立してきましたが、オーストラリアの政権交代を機に、関係の正常化に期待する動きを見せています。
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