アメリカ国防総省は、ウクライナへの供与を表明した地対空ミサイルシステム「パトリオット」について、来週にもアメリカ国内でウクライナ兵向けの操作訓練を始めると明らかにしました。

米国防総省 ライダー報道官
「重要なことは、ウクライナ兵が戦うための装備を持つだけでなく、最前線で使うことができるよう訓練することだ」

「パトリオット」の操作訓練は、来週にもアメリカ南部オクラホマ州でおよそ100人のウクライナ兵を対象に数か月間行われます。

アメリカ国防総省の報道官は「訓練の完了次第、パトリオットはウクライナに引き渡され使用できるようになる。それまで数か月かかるだろう」と説明しました。

バイデン政権は去年12月、ウクライナへのパトリオットの供与を含むおよそ2400億円の新たな軍事支援を発表しています。