年末年始に中断していた「全国旅行支援」が、きょう1月10日から再開しました。旅行業界からは期待の声が上がる中、南阿蘇鉄道では新しい車両がお披露目されました。

2023年夏の全線開通に向け準備が進む南阿蘇鉄道に、新たに導入される車両がこちらです。

白色の車体をベースに南鉄(なんてつ)の頭文字「n」が大きく書かれた下には、小さな円が数珠繋ぎに描かれていて、高森から立野までの10の駅が全て繋がったことを表しています。

これらのデザインは、熊本地震から間もなく7年、全線開通への思いを込め職員が考案したものです。

南阿蘇鉄道 草村 大成 社長(高森町長)
「涙が出そうなくらいうれしいです。被災前よりも より良い運行が出来るということを視野に入れてきましたので、感無量です」

新たな車両は、早速、お披露目走行として南阿蘇の雄大な景色をバックに沿線を駆け抜けました。