心臓弁膜症の患者に対し、より負担が少ないカテーテルを使った手術=「TAVI(タビ)」という治療法が広がりつつあります。
意識消失や心不全、呼吸困難を引き起こす原因にもなる心臓弁膜症。治療法として注目されているのがカテーテルを使って心臓に人工弁を留置する「TAVI」です。
高知市の近森病院では2014年に県内で初めて「TAVI」を導入。胸を開いて人工弁を入れる開胸手術に比べ患者への負担がより少なく、疾患がある人や高齢者にも有効な手術方法として実施を重ね、このほど1000例目に達しました。

◆社会医療法人 近森会 入江博之 理事長
「将来性がある手術だと分かった。特に高齢者、高知県にぴったりだと思った」

1000例目となったのは85歳の男性で、高齢かつ心臓に疾患がありましたが、術後わずか4日で退院し日常生活を送っているということです。

◆社会医療法人 近森会 入江博之 理事長
「ひどくなってから治療するよりは、早いうちに治した方が全身状態もよくなりますので、そのあと健康寿命が延びます。自分で畑をしたり買い物に行ったり、レベルの高い日常生活を長く送れる。単に寿命が延びるというだけでなく、楽しい日常生活を家族や友達と過ごせる時間が長くなる」
近森病院では「TAVI」を行う医師の育成も担っていて、この治療法が広まることでより多くの人の早期治療につなげたい考えです。















