まだテレビが普及していなかった昭和30年代に、子どもの娯楽として親しまれた「街頭紙芝居」。当時の雰囲気を現代の子どもたちに味わってもらおうと、岡山県津山市の小学校で上演会が開かれました。

(先本廣司さん)
「よい子のみんな紙芝居だよ~」

津山市の高野小学校で開かれた紙芝居の上演会です。

(先本廣司さん)
「滝つぼの波がぐわぁ~と盛り上がって」

岡山県北部に伝わる民話「さんぶたろう」を熱演するのは、60年以上前にこの学校を卒業した75歳の先本廣司さん。

10年ほど前から紙芝居師として活動を始め、岡山各地で上演会を行っています。

味わいのある絵と文章は先本さんの手作りです。

小学生の頃、夢中になった紙芝居の楽しさを味わってもらおうと年3回ほど母校で上演会を開いています。

目を輝かせながら物語に引き込まれていく子どもたち。

昭和30年代には日常的にみられた光景が、令和の小学校で再現されました。

(児童)
「普通の人ではできないようなしゃべり方で、めっちゃすごかったです」

(先本廣司さん)
「おじいちゃんおじいちゃんと言ってくれて、もう孫みたいなもんです。逆にこっちがパワーをもらいます」

岡山県内を中心に精力的に活動している先本さん。依頼があれば、海外でも上演会をしてみたいと意気込んでいます。














