環境省は、今年4月にクマの被害に遭った人の数は全国で6人に上り、このうち1人が死亡したと発表しました。4月に本州でクマによる死者が出るのは統計開始以降初めてです。

環境省はきょう(15日)、クマの被害に遭った人の数が先月、全国で6人に上ったと発表しました。

都道府県別では、北海道で1人、岩手県と福島県でそれぞれ2人、富山県で1人となっています。このうち、先月21日に岩手県紫波町の山林で見つかった女性の遺体について、クマによる被害と認定しています。

環境省によりますと、4月に本州でクマによる死者が出るのは2006年度の統計開始以降初めてです。

環境省が先月公表した2025年度までの3年間のクマによる人身被害を分析したレポートによりますと、人の生活圏では、散歩や自宅近くでの活動など、日常生活中に被害に遭うケースが最も多かったということです。

環境省は「秋にクマが大量に出没した次の年の春は出没が多いと言われている」として注意を呼びかけています。