日差しも強くなり汗ばむほどの陽気となる中、動物たちも衣替えです。夏を前にしたヒツジの毛刈りを高校生が体験しました。

(バリカンの音)

(山本千裕記者)
「これから暑くなる季節、ヒツジたちもすっきり夏支度です」

岡山県玉野市の渋川動物公園で行われたヒツジの毛刈り授業です。

職員によって連れて来られたのは、8才のオスのマックスくんですが、少々ご機嫌斜めのようです。

繊維などについて学ぶ倉敷工業高校テキスタイル工学科の2年生・36人が挑戦。

渋川動物公園でのヒツジの毛刈りは、ヒツジたちの熱中症対策として、毎年本格的な夏を迎える前に行われています。

「1年分たまると結構モフモフになるので」
果たして、その触り心地は…。

(参加した生徒)
「フワフワ?硬め?」

職員にバリカンの動かし方などを教わったあと、慣れない手つきで、ゆっくりと丁寧に刈り進めました。

刈り取った羊毛は約5キロ。最初は、ご機嫌斜めだったマックスくんですが、すっきりしたのかこの表情。

(参加した生徒)
「難しかったです。皮膚を切りそうで。振動とかもあったし」

「生きているので、いつ動き出すのか分からないじゃないですか。動かないでくれ~という思いで(刈りました)」

テキスタイル工学科では、毎年、刈り取った羊毛を生徒たちが織って染色するなどし、ひざ掛けを製作しています。

(参加した生徒)
「すごく柔らかいし、みんなが使いやすくて保湿性もあって、いろんなところに使えたり、自分たちの学校のセーターとかにも使われていて、冬は暖かい」

今回も生徒たちが心を込めてひざ掛けを作り、再来年の1月に倉敷市内の高齢者施設に贈る予定ということです。自分の羊毛が役立つことにマックスくんも喜んでいるようでした。

「メエ~メエ~」














