10日、宮城県七ヶ浜町にある菖蒲田浜の堤防でステンレス製の点検孔(こう)の蓋が40個盗まれていたことが分かりました。県は管理している河川や海岸の堤防で緊急点検を行うとともに12日、警察に被害届けを出しました。

石垣綾香記者:
「堤防の点検孔には本来、蓋が設置されていますが、この地点から先の蓋が盗まれていたということです」

県によりますと、盗まれたのは、七ヶ浜町の菖蒲田浜の堤防に設置された直径およそ10センチの点検孔(こう)の蓋40個です。点検孔は堤防内の盛り土が沈下していないか点検するためのもので、ステンレス製と鉄製の蓋があわせて317個設置されているうち、ステンレス製のものだけが盗まれていたということです。

10日、散歩中の人から県に連絡があったことで被害が発覚し、県は12日、塩釜警察署に被害届を提出しました。

県仙台土木事務所河川砂防第二班 佐藤正俊技術次長:
「東日本大震災からの復旧が終わった後で盗難というのは初めてのことで驚いている。我々も盗まれないような施設の維持の仕方を考えて今後はやっていきたい」

被害を受け、県は11日から県内の河川と海岸の堤防で緊急点検を行いました。現時点で、この場所以外に盗難被害は確認されていないということです。