忍び寄る「紙の値上げ」…利益が消し飛ぶインパクトも

最大の懸念は、箱に用いる板紙の値上げです。

須垣貴雄社長
「表面化されてませんけど、この後板紙の値上げがもしなるようであると、われわれにとってものすごく大きな影響がある」

板紙は去年秋から冬にかけて仕入れ価格が上がったばかりで、今のところ中東情勢による値上げの連絡はありません。

しかし、板紙は箱の資材費の7割を占めるため、売り上げへの影響は計り知れません。

須垣貴雄社長
「紙の値上げになった場合ですね。これはもう当社のいただいている利益、これがすべて消し飛ぶぐらいのインパクトがあるというふうに考えています」

中東ショックへの対策として富山スガキが取り組んでいるのが代替製品の提案です。

医薬品のパッケージに使うプラスチックやフィルムを紙に変更することを取引先に提案し、石油由来の製品に頼らない努力を始めています。

須垣貴雄社長
「石油化学製品を使うような包装というよりは環境負荷の少ない紙の包装の方に切り替えることもひとつの提案じゃないかと思っています」

先行き不透明な中東情勢。今、政府に求めるのは板紙の安定供給です。

須垣貴雄社長
「紙の方もやっぱり医薬品を構成する。構成の一部ですので。そういうものに対してですね。安定供給するようにいろいろやっていただければありがたいなと」