イランでの戦闘終結に向け、焦点のひとつとなっているのが中東レバノンです。
そのレバノンではイスラエルとの停戦合意後もイスラエル軍からの攻撃が続いています。特に南部では空爆が繰り返され、連日多くの死傷者が出ています。
そうした中、南部の町・ナバティエで医療活動を行う日本人医師がJNNの取材に応じました。国境なき医師団の救急医・渡邉紗耶香さん。
国境なき医師団 救急医 渡邉紗耶香さん
「ひどい方だと足が切断された状態で来られたり、心肺停止の状態で来られる方、軽傷の方でも全身にガラスの破片が刺さっているような状態で来られる」
渡邉さんは先月中旬にレバノンに入り、ナバティエなどを拠点に患者の治療にあたってきました。
イスラエルとレバノンは先月17日に停戦合意しましたが、それ以降もイスラエル軍はレバノンを攻撃。レバノンを拠点とする親イラン組織「ヒズボラ」も反撃するなど、停戦合意は形骸化しています。
国境なき医師団 救急医 渡邉紗耶香さん
「ひどい時には10分おきにずっと外で空爆が鳴り響いているような状況。完全に停戦は崩壊しているなというふうに感じています」
さらに、渡邉さんは国際法に違反するような攻撃が行われていると指摘します。
国境なき医師団 救急医 渡邉紗耶香さん
「救急車がどんどん攻撃されていて、救助に行った次の救急車も狙われてターゲットに」
レバノンでは、医療施設や医療従事者がイスラエル軍の攻撃で犠牲になるケースが多発していて、国際機関も強く非難しています。
国境なき医師団 救急医 渡邉紗耶香さん
「医療施設だったり、医療従事者の保護は改めて強く訴えたいなと思います」
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