■MLB ホワイトソックス6ー5ロイヤルズ(日本時間14日、レート・フィールド)

ホワイトソックスの村上宗隆(26)が本拠地でのロイヤルズ戦に“2番・一塁”で先発出場し、4打数1安打1四球。外野フライ3本は感じよく捉えていたがやや角度が付いてしまった。チームは今季2度目の4連勝でついに勝率5割に到達した。

前日13日は3三振で今季63個目、両リーグワーストとなった村上、しかし、チームは同点の8回に勝ち越すなど粘り強い野球で3連勝となった。現在41試合で20勝21敗でリーグ2位、3年連続100敗以上のチームが生まれ変わりつつある。

シカゴの気温は約11℃と肌寒い天候となった。ロイヤルズの先発、ベテランのS.ルーゴ(36)と対戦となった。1回の第1打席、ストレート、シンカー、チェンジアップとしっかりボールの軌道を確認、そして、フルカウントからカットボールをセンター前へ弾き返して2試合ぶりのヒットをマーク。

ホワイトソックスは2回、1死一塁から8番・T.ピーターズ(26)がライト線へツーベース、一塁走者が一気にホームへ還り、1点を先制、さらにピーターズも送球間に三塁まで進み隙の無い野球を見せた。村上もベンチから乗り出してチームメイトを祝福。続く9番・D.ロモ(24)の打球を一塁手がエラー、三塁走者が2点目のホームを踏んだ。

そして、2死一塁で村上の第2打席、カウント1-2と追い込まれたが、カーブを引き付けて逆方向へ、高く上がった打球はあとひと伸び足らずにレフトフライ。村上も悔しそうな表情を浮かべた。

2対0とリードしたホワイトソックスは3回、先頭打者の四球から続く打者がヒットで無死一、三塁とチャンスを広げると、5番・C.マイドロス(24)がきっちりとセンターへ犠牲フライ。獲るべきところでしっかりと点を重ねて、3対0とリードした。

しかし、3回まで無安打ピッチングの先発・N.シュルツ(22)が3者連続四球などで1死満塁のピンチを迎えると犠牲フライで失点。さらに2死一、三塁から詰まらせた打球をレフト・S.アントナッチ(23)が前に突っ込み、ダイビングキャッチを試みるがグラブからボールがこぼれて走者が2人返り、3対3の同点に追いつかれた。

4回には2死から1番・アントナッチがセンター前へ、すると、隙を突く好走塁で二塁を奪い、村上に繋げた。2死二塁と得点圏での第3打席、フルカウントから内角低めをすくいあげて村上も打球の行方を確認。わずかにライトポール右に逸れてファウルとなった。最後はカーブをタイミングを合わせて振りぬいたがセンターフライに倒れた。

5回、1死からヒットで出塁した走者を5番のマイドロスが送りバント、ここから2死一、二塁とチャンスを広げて7番・ケルニックがライトオーバーの2点タイムリーツーベースとチーム一丸で勝ち越し点を奪った。

5対3と2点リードした6回、再び2死二塁で村上の第4打席、ロイヤルズ2人目、S.クルーズ(26)と対戦。ロイヤルズバッテリーは警戒して外角を攻めてくるが、村上も強引にスイングせずに四球で出塁した。

7回、ホワイトソックスは3人目。J.ヒックス(29)をマウンドへ。先頭打者に死球を与えると続く打者にヒットと無死一、三塁のピンチを迎えたが、ここから3者連続三振で無失点。本拠地ファンも大熱狂した。すると、その裏、先頭のモンゴメリーが11号ソロで6対3とリードを広げた。

8回、無死一塁で迎えた村上の第5打席、カウント2-1から1塁走者が飛び出して、牽制で刺されてしまった。走者がなくなった村上は4球目のスライダーを捉えたが角度43度と高く上がってしまいライトフライに倒れた。

村上に快音は響かなかったが、ホワイトソックスは卒のない野球でロイヤルズに勝利、今季2度目の4連勝で、今季4度目の挑戦でようやく勝率5割に到達した。