トランプ大統領の訪中を来週に控え、中国の王毅外相がアメリカの議員団と会談し、安定的な関係構築を訴えるとともに台湾問題でアメリカ側をけん制しました。

中国外務省によりますと、共和党のデインズ上院議員ら超党派の議員団は7日、北京で王毅外相と会談しました。

この中で王毅外相は「中国とアメリカの関係は世界の安定に影響を与えるものである」と指摘。

「中国はアメリカと協力して両国首脳の重要な共通認識を着実に実行に移し、関係を真に安定・向上させ、両国に利益をもたらしたい」と述べました。

一方で、「中国の核心的利益を真摯に尊重することを期待する」と述べ、台湾問題についてのアメリカ側の姿勢を注視する考えを強調しました。

ロイター通信によりますと、デインズ議員は「相互尊重、平和的協力、安定の重要性について同じ成果を望んでいる」と応じたほか、王毅外相が中東の緊張緩和とホルムズ海峡の開放にむけ尽力しているとして、謝意を述べたということです。

会談は、来週14日から15日にかけて中国を訪問する予定のトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談に向けた地ならしとして行われたとみられます。