「むか~し、むかし、あるところ」で活躍した昔ばなしの主人公が選挙に出馬するとどんな政策を訴えるのか。そんなユニークな選挙戦が北海道稚内市で始まりました。

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かぐや姫候補
「月と地球、どちらにも定住できる政策を進め、多文化共生社会を目指します」

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金太郎候補
「僕はクマと相撲を取ります。どんなに大きいクマでもビューンと投げ飛ばします」

グローバル社会の実現から道内の課題まで、SNSで幅広い政策を訴えているのは、日本昔ばなしの主人公たち。

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稚内市立図書館が企画した「日本昔ばなしリーダー模擬選挙」です。

子どもたちに、もっと本に親しんでもらおうと、図書館の司書たちがこの選挙を企画しました。

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稚内市立図書館 近藤みのり館長
「特に日本昔ばなしは、おもしろさと怖さと教訓がある。だからこそ受け継がれている話なので、100%の子どもたちに読んでもらいたいなと思っています」

花咲かじいさん候補の公約は「花咲くシニア社会の実現」。

玉手箱を開けて年老いてしまった浦島太郎候補は「失われた300年を取り戻す」。

かつてのライバルどうしがまさかのタッグを組んだ「さるかに連合」も。

いまの日本の政治地図に近づけてリアリティを増やしました。

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投票できる有権者は17歳以下の子どもたち。

選挙ポスターの近くには選挙公報のように日本昔ばなしが並べられ、候補者の物語を読み比べることができます。そして…

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稚内市立図書館 近藤みのり館長

「こちらが稚内市の移動図書館車、通称ブック君です」

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市内の小学校などをめぐる移動図書館に本物の投票箱を設置。

「移動投票所」を作りました。子どもたちに選挙の仕組みも学んでもらうこだわりです。

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期日前投票を済ませた「有権者」は…

中学1年生(12)
「私は花咲かじいさんに入れました。本当の選挙みたいで、これからどういうふうに選挙をしていけばいいのかがわかりました」

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小学5年(10)
「僕が選んだのはこちらです『さるかに連合』です。北海道ってカニがすごいじゃん、だから選びました」

子どもたちの心に刺さる政策を訴えた候補者は誰か。

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投票は、9日土曜日の午前10時から午後3時までで、本物の稚内市選挙管理委員会が立ち会いのもと、即日開票されるとさ。めでたし、めでたし…